レコーディングサウンド

　
名プロデューサーとして有名なデビッド･フォスターがプロデュースをしているので、サウンドメイキングはプロデューサー任せかと思っていましたが、アレンジや音作りは、マルチプレイヤーで、ほとんどの楽器を演奏できるジム･コアーが担当しているようです。楽器本来の鳴りの良さ、響きの良さを最大限に生かした理想的な音でレコーディングしています。色々なミュージシャンの音楽を聴いてきましたが、コアーズのアルバム以上にいい音でレコーディングされているアルバムは聴いたことがありません。考えられる限りで最高の音質、アレンジだと思います。
 

ライブサウンド

　
　 曲によっては、新しいアイディアでアレンジを変更する事もありますが、ライブでの演奏もスタジオ録音とほとんど変わらぬアレンジで演奏してしまいます。サウンドはキーボード、ギターの音を輝きがあり全体を包み込むような音で演奏し、ライブ演奏でも音が薄くならないように工夫されています。ライブではコアーズの４人に加えて、ギタリストとベーシストがサポートで参加しています。

 

ジム･コアー（ギター、キーボード）

　

　歯切れの良いサウンドが好みのようで、フェンダーのテレキャスター、ストラトキャスターを使用する事が多いですが、曲によって様々なギターを使い分けています。『ボロウド・ヘブン』のアルバム以降はギブソンのＳＧ、レスポールなども使用していますが、ほとんど改造せずに、そのまま使っているようです。エフェクターは、オーバードライブとコーラスを使用することが多く、音の歯切れの良さを強調したサウンドメイキングが多いようです。

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アンドレア・コアー（ティン･ホイッスル）

　

ヴォーカルとティン･ホイッスルを担当。ティン･ホイッスルとはアイルランドの民族楽器の縦笛で、アイルランドらしいコアーズのサウンドのには欠かせない楽器になっています。チープな作りの楽器なので、格安で日本でも入手が可能です。

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シャロン･コアー（バイオリン）

　

バック･ヴォーカルとバイオリンを担当、ヴォーカリストとしての実力は、アンドレアにも劣らないほどで、ライブでは、キャロラインと共に『ノー･フロンティア』のメインヴォーカルを披露してくれます。

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キャロライン・コアー（ドラム、パーカッション、ピアノ）

　
　 メインパートはドラムですが、パーカッション、ピアノもプレイします。ドラムはヤマハのセットを使用、チューニングピッチは、ちょっとゆるめにしているようです。

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