園長のアフリカ動物記
キリン


キリン
                                       偶蹄目キリン科 絶滅危惧種
体長(たいちょう)360〜480cm。体重(たいじゅう)425〜550kg。
地上(ちじょう)で最(もと)も背(せ)の高(たか)い動物(どうぶつ)。
古(ふる)くは北(きた)アフリカやサハラ砂漠(さばく)にまで分布(ぶんぷ)していたといわれるが、現在(げんざい)ではエチオピア、東(ひがし)アフリカから西(にし)アフリカ南部(なんぶ)にかけてと南部アフリカ中部(ちゅうぶ)に分布する。
地域(ちいき)によって体(からだ)の模様(もよう)にいろいろ差(さ)がある。
共通点(きょうつうてん)は黄色(きいろ)かクリーム色で、入(い)り組(く)んだ帯(おび)で仕切(しき)られた褐色(かっしょく)や黒褐色(こくかっしょく)の大(おお)きな斑(ふ)があり、地域差(ちいきさ)、個体差(こたいさ)が大きく複雑(ふくざつ)である。
キリンはゾウと同(おな)じく特殊(とくしゅ)な進化(しんか)をしてきた動物で、それぞれの地(ち)でその環境(かんきょう)に見事(みごと)に適応(てきおう)している。
長(なが)い頸(くび)と脚(あし)で、ほかの動物が届(とど)かない葉(は)も食(た)べられる。
東アフリカではマサイキリン、アミメキリン、ウガンダキリンの三種(さんしゅ)を見(み)ることが出来(でき)、どの地域でも出迎(でむか)えてくれた。
キリンと言えば日本(にほん)の動物園(どうぶつえん)ではアミメキリンが代表的(だいひょうてき)であるが、東アフリカではマサイキリンが大勢(たいせい)を占(し)めている。
マサイマラやセレンゲティでは多数(たすう)のレイヨウ類(るい)に交(か)じってマサイキリンの小(ちい)さな群(むれ)れが点在(てんざい)していて、サファリーの癒(いや)しの場(ば)となっている。
肉食(にくしょく)動物を追(お)っていると見る方(ほう)もかなり興奮(こうふん)し、緊張(きんちょう)するが、キリンの優雅(ゆうが)な体(からだ)つきと動(うご)きにはホッと一息(ひといき)つき癒される・・・
キリン

アミメキリン(縞模様が美しい)


アミメキリン

 
マサイキリン(縞模様がガラスを割ったような縞)

 
マサイキリン
 
 
ウガンダキリン(別名ホワイトソックス、足が白い)
 
 
ウガンダキリン

園長のアフリカ動物記
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