新生ガンズン・ローゼズのＴＶ用ライブ映像

　１９９１年に開催されたブラジルのロック・イン・リオ�Uというフェスティバルの映像ですが、マット・ソーラム、ディジー・リードが加入したガンズン・ローゼズの初の本格的なライブという事で、世界中のファンが注目し、ブラジルのテレビ放送されました。その時の映像をダビングした海賊版ですが、日本でのライブを収録したライブよりも迫力があります。また、この当時は、イジー・ストラドリンが在籍中で、まだ、イジーの姿を観ることができるライブ映像というのも嬉しいところです。収録時間は約100分。演奏曲目も、デビューアルバム『アペタイト・フォー・デストラクション』の代表曲を中心に、『ユーズ・ユア・イリュージョン�T『ユーズ・ユア・イリュージョン�U』から『プリティ・タイド・アップ』『デッド・ホース』などレアな曲も収録されています。初期のメンバーの演奏が楽しめる貴重な映像作品です。

　ブラジルのファンのノリも良く、メンバーも上機嫌で最高の演奏をしています。カメラのアングルや編集も良く出来ていてライブ映像としては最高ですが、メンバーの名前が本名で表示されたり、曲名が間違って表示されているのには苦笑してしまいました。また、曲の演奏の合間にリポーターがペラペラしゃべっているんですが、曲が始まってからもしゃべっていたりするのには参りました。こういう雑な編集を除けば最高のライブ映像です。個人的には、このライブでのメンバーが最強のメンバーだと思っているので、多少の難点はあっても一番価値のあるライブ映像としてオススメできます。このライブ映像は輸入盤ビデオで、ごく一部の映像を収録したものの他は発売されておらず、オフィシャル商品の高音質、高画質で楽しめないのが残念ですが、ファンなら海賊盤でも持っているべきアイテムだと思います。