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ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク
Music from Big Pink
 
1. 怒りの涙
2. トゥ・キングダム・カム
3. イン・ア・ステイション
4. カレドニア・ミッション
5. ザ・ウェイト
6. ウィ・キャン・トーク
7. ロング・ブラック・ベール
8. チェスト・フィーバー
9. 悲しきスージー
10. 火の車
11. アイ・シャル・ビー・リリースト
12. ヤズー・ストリート・スキャンダル(ボーナス)
13. 怒りの涙 (ボーナス)
14. ケイティはいってしまった(ボーナス)
15. イフ・アイ・ルーズ(ボーナス)
16. ロング・ディスタンス・オペレイター(ボーナス)
17. 悲しきスージー(ボーナス)
18. オレンジ・ジュース・ブルース(ボーナス)
19. キー・トゥ・ザ・ハイウェイ(ボーナス)
20. ファーディナンド・ザ・インポスター (ボーナス)
1. Tears of Rage
2. To Kingdom Come
3. In a Station
4. Caledonia Mission
5. Weight
6. We Can Talk
7. Long Black Veil
8. Chest Fever
9. Lonesome Suzie
10. This Wheel's on Fire
11. I Shall Be Released
12. Yazoo Street Scandal[Outtake]
13. Tears of Rage [Alternate Take]
14. Katie's Been Gone[Outtake]
15. If I Lose[Outtake]
16. Long Distance Operator[Outtake]
17. Lonesome Suzie [Alternate Take]
18. Orange Juice Blues (Blues for Breakfast) [Outtake-Demo]
19. Key to the Highway[Outtake]
20. Ferdinand the Imposter [Outtake-Demo]

これがデビューアルバム???!!!

 ボブ・ディランのバックバンドとして注目されたザ・バンドが、1968年に発表したデビューアルバム。デビューアルバムと言っても、ボブ・ディランのバックバンドを務める前からキャリアをスタートさせていたベテランバンドなので、長年のキャリアの集大成の一つという貫禄のあるデビューアルバムです。このアルバムがデビューアルバム?と信じられないほどの優れた楽曲と、全体的な完成度の高さは、誰もが驚かされるはずです。

 アメリカン・ニュー・シネマの代表作『イージー・ライダー』に使用された『ザ・ウェイト』、ショーン・ペン監督の衝撃作『インディアン・ランナー』でも使用されている『アイ・シャル・ビー・リリースト』などの名曲が収録されている名盤として知られていますが、時代の潮流を無視した音楽性という意味では、この時代の他の名盤と比べて異色な作品です。1960年代反体制運動や、サイケデリック・ムーブメントなどの影響で、ロック・バンドは芸術的なアレンジや高度なテクニックを前面に押し出すアーティストが多く、ロック界で絶対的な地位を築いていたビートルズローリング・ストーンズでさえ、実験的な録音方法、アレンジの曲を数多く発表していました。歌詞の内容も反体制的なメッセージを歌うアーティストが増えて、音楽的、詩的に芸術性が高いバンドでなければ評価されないような風潮さえあった時代に、このアルバムは、アメリカ独自のカントリー、ブルースなどの音楽を基盤にしたシンプルなアレンジで、楽器のアレンジによる表現力に頼らず、懐かしささえ感じる素直なメロディを、歌を最大限に生かすシンプルなアレンジで仕上げた楽曲で構成されています。歌詞に関しては、思想や反体制といったメッセージを超越した、根源的な哲学感が感じられ、聖書や哲学書を読んだ時のような、その後の人生に影響を与え続けるような影響力が感じられます。

 1960年代のアルバムに関しては、多くのアーティストが先進的なサウンドを目指して実験的なレコーディングを行った事がアダとなり、今聴くと、音の悪さだけでなくレコーディングセンスの悪さが目立ってしまうほど音質の悪いアルバムも多いですが、このアルバムは、エコーやリバーブをかけすぎて、風呂場で演奏しているような残響もなく、シンプルなレコーディングに徹していたのが功を奏し、今聴いても極端な古さ、ダサさは感じられません。使用している楽器の性能によって個々の楽器の音質は最高とは言えませんが、ビートルズの後期のアルバムに迫るほど、今聴いても違和感のない音質で鑑賞できるのも嬉しい限りです。ロックの名盤の中でも音質が悪く、リマスターされても、ほとんど音質の改善されていない物もありますが、楽曲やアルバム全体のコンセプト、さらに音質的にもグレードの高いアルバムとして、本当にオススメできる名盤の一つです。

    

 

■ アイ・シャル・ビー・リリースト ■

 映画『インディアン・ランナー』のエンディングで使用され、ザ・バンドの『ラスト・ワルツ』のエンディングでも演奏されていた名曲ですが、この曲はこの映画にピッタリな歌詞というだけでなく、イーグルスの名曲『ホテル・カリフォルニア』で歌われているように、すべての人間が、現体制、現世の中に捕らわれの身になっている、という意味で考えると、哲学的、宗教的な深さを感じさせる名曲だと思います。人間の根源的な悲しみを感じさせる名曲ではないでしょうか。

 

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残念・・・、DVDオーディオは廃盤・・・

 このアルバムは、現在リマスターCD、SHM−CDが発売され、かなり音質が向上していてファンには、嬉しい限りですが、実はDVDオーディオでも発売されています。こちらは、各楽器の音のリアリティがCDとは比較にならないほど高く、音の立体感まで体感できるので、このアルバムのレコーディングスタジオの中で、ザ・バンドのメンバーの演奏を目の前で聴いているような生々しい演奏を耳で聴き、肌で感じることができます。DVDオーディオ化された他の名盤に比べ、発売枚数が少ないらしく、中古市場でも滅多に見かけないレアな高音質ディスクになってしまっていて入手困難です。

 高音質の最新ソフトとして注目され、話題になったDVDオーディオですが、現在廃盤で中古でのみ入手可能です。DVDオーディオ化された名盤は、数が少ない上、廃盤になって価格が高騰しています。ザ・バンドのアルバムは、このアルバムと、『ラスト・ワルツ』がDVD化になりましたが、こちらも廃盤で入手困難になっています。

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