新編こどもとり図鑑
ホオジロガモ
カモ目カモ科の鳥で、大きさが41cmほどの比較的小型のカモ。
北半球の亜寒帯以北で繁殖し、温帯で越冬する。
日本には冬鳥として渡来するが、主に北日本の湾や入江、河口などの海上に住むが、時々淡水の湖沼でも見かける。
足と翼を利用して潜水して、岩についている貝類をはじめ魚、水生昆虫など主に動物質のエサをとる。
オスの頭は三角形で緑色光沢の黒色で、背、腰、尾が黒緑色。肩羽は白く、胸から腹も白い。頬によく目立つ大きな白斑がある。
メスは頭部が茶褐色で、背も褐色で胸に白い首輪がある。クチバシは黒く先端が橙色で、目は黄色で足も黄色っぽい。
関東地方では非常にまれだが、冬には千葉県の海岸ではときどき見かける。潜水は得意で、水深4mほどまで潜る。潜水時間は約二十秒程度といわれている。
日本名は頬白鴨で、オスの頬の白いところからきているが、英名はゴールデンアイ(金の眼)と呼ばれ、虹彩の黄色い所から名付けられている。ホオシロガモは越冬期間中に番の相手を決める。
ホオジロガモの求愛行動はかなり派手で、オスはメスを前に急に首を前に突出したり、後ろにそらしたりして気を引く。

ホオジロガモ1

ホオジロガモ(オス)





ホオジロガモ1

冬鳥として渡来し、内湾、河口などにすむ。
群れでいることが多く、いっせいに潜っては甲殻類や軟体動物など主に動物質のエサをとる。
オスの頭部は三角形で、緑色光沢のある黒色で、クチバシの基部の近くに白い丸い斑がある。
クチバシは黒く、明日は橙色をしている。。
ホオジロガモ2

ホオジロガモ(メス)





ホオジロガモ2

メスは頭部が褐色で白い首輪があり、背面も褐色。
クチバシは黒くて先端は橙色。
目はオスメスともに金色。
オスは繁殖期にクィー、クィーと鳴き、メスはクワッ、クワッと鳴く。
0.標識鳥 1.コブハクチョウ 2.オオハクチョウ 3、コハクチョウ 4.コクチョウ  
5.オオヒシクイ  6.マガン  7.カナダガン 8.シジュウガラガン 9.,ハクガン  10.カリガネ
11.サカツラガン 12.ツクシガモ 13.マガモ 14..コガモ 15.オシドリ 
16.ヨシガモ 17.オカヨシガモ  18.ヒドリガモ 19.オナガガモ 20.ハシビロガモ
21.ホシハジロ 22.オオホシハジロ 23.ホオジロガモ 24. 25.
50.タンチョウ 51.マナズル 52.ナベズル 53.カナダズル 54.オオバン 55.バン  
56.クイナ 57.ミヤコドリ  58.オオワシ  59.オジロワシ   60.シロチドリ 61.コチドリ 




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