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多気不動尊1 多気山持宝院不動寺という真言宗智山派のお寺。 宇都宮の西北の多気山(376m)の中腹に位置し、 弘仁13年(822)、勝道上人の弟子・尊鎮法師により創建された。 |
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多気不動尊2 当初は馬頭観音を本尊としていたが、建武2年(1335)、宇都宮9代城主・藤原公綱公により、 今の本尊・不動明王を氏家の勝山城から当山に遷座し、 中興開山して宇都宮氏代々の祈願所とした。 |
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多気不動尊4 山門をくぐると120段の石段がある。 途中には足腰の病気を治す足尾権現や多くの境内社が並ぶ。 境内には不動明王の象徴の大きな剣や魔尼車などがある。 境内からは宇都宮市内が一望することが出来、筑波山なども見ることが出来る・・・ |
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大谷観音1 天開山大谷寺という天台宗のお寺。 弘仁元年(810)、弘法大師により創建された。 本尊・千手観音(たかさ4m)は弘法大師の作と伝えられる。 古くから大谷観音と称され、鎌倉時代に坂東19番霊場となり多くの信仰を集めた。 |
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大谷観音2 本尊・千手観音は岩の面に直接彫刻した後、 表面に赤い朱を塗り、粘土で細かい化粧を施し、更に漆を塗り、最後に金箔が押されていた。 最近の研究ではバーミヤンの石仏との共通点が見られることから、 実際はアフガニスタンの僧侶による彫刻ではないかと・・・ |
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大谷観音3 大谷寺には多くの石仏があり、本尊の千手観音をはじめ、 脇堂には釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の石仏が並ぶ。 国の重要文化財になっており、西の臼杵(大分県)の摩崖仏に対して 東の摩崖仏として知られている。 |
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大谷公園 大谷公園は 大谷石の採掘跡に造られている。 そのシンボルとして高さ27mの平和観音がそびえる。 この平和観音は戦没者の慰霊と世界平和を祈念するため造られた。 このほか、天狗の投げ石、親子がえるなど奇岩が見られる。 |
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栃木歴史散歩 | |||||||||||||||||
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