男の美学を描く個性派
1943年生まれアメリカ出身の映画監督。映画監督を志してイギリスに留学し、後に有名になるアラン・パーカー、エイドリアン・ライン、リドリー・スコットなどとテレビ局に仕事をした後にアメリカに帰国。ジェームズ・カーン主演の『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』で映画監督としてデビュー、テレビドラマシリーズの監督などを務め、1980年代にテレビシリーズ『マイアミ・バイス』の製作を担当、この作品が空前の大ヒットとなり、マイケル・マンの名は一躍有名になりました。その後、『ラスト・オブ・モヒカン』『ヒート』『コラテラル』『マイアミ・バイス』などの名作を世に送り出し、熱狂的なファンに支持される個性派監督として知られています。
大学で哲学を専攻していただけあって、作品には、人道的な倫理観、哲学感などのテーマが根底にある作品が多く、一度観たら絶対に忘れられない強烈なインパクトがあります。また、アクションシーンのリアリティにも強いこだわりがあるらしく、現場に居るような緊張感溢れる映像が多く、映像と音楽のマッチングにも抜群のセンスがあり、ロックの名曲を効果的にBGMに使用しているので、MTV感覚で映像を楽しめるという映像美を楽しめます。ほとんどの作品で共通していますが、男の生き方、美学を中心に描くのが得意な監督なので、恋愛や女性心理に関しては軽く扱ってしまう事が多く、女性の方にとっては、不満が残ってしまうストーリーが多いのが難点かもしれません。
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