終末を告げるメッセンジャー
1962年生まれ、アメリカ出身の映画監督。『エイリアン3』で監督としてデビューしますが、興行的には失敗、しかし『セブン』の大ヒットで一躍有名になります。『セブン』『ファイト・クラブ』など、終末観の感じられるメッセージ性のある作品で世界に衝撃を与えました。
映画監督としてデビューする前は、マドンナ、エアロスミス、ローリング・ストーンズなど、大物ミュージシャンのミュージックビデオを手がけるなど、映像監督としての才能を発揮していましたが、何と言っても『セブン』が衝撃的でした。キリスト教の7つの大罪をテーマにしたこの作品では、全世界のキリスト教徒の価値観を覆してしまうほどの強いメッセージ性があり、『ファイトクラブ』では、現代の社会の転覆を計画した主人公を描いたりと、現代社会、現代に生きる人間の生き方に対して挑戦的なメッセージを送っているように感じます。
最近では終末思想とは関係の無い作品も監督していますが、個人的には『セブン』や『ファイトクラブ』のような作品をどんどん発表してもらいたいと期待しています。もっとも、『セブン』を観た時は、1週間うつ状態になってしまったので、あまり過激な作品だと落ち込んでしまうんですが・・・。
いつでも映画を楽しみたい!!
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