中国出身、1950年生まれ。もともとはカメラマンとして撮影監督ををしていましたが、実力が認められて監督として活躍するようになりました。映画監督として初の作品「紅いコーリャン」でベルリン映画祭金熊賞を受賞、『至福のとき』では、あの伝説的な監督テレンス・マリックが製作を担当するなど、アジアだけではなく、世界的監督としての評価を得ています。また、中国女優で世界的な活躍をする、コン・リーとチャン・ツィイーもチャン・イーモウ監督作品で映画デビューしています。
『初恋のきた道』に出演して注目されたチャン・ツィーは、その後『グリーン・デスティニー』『ラッシュ・アワー2』などに出演、ロブ・マーシャル監督のSAYURIで本格的にハリウッドデビューし、世界的な女優として活躍しています。また、『紅いコーリャン』でデビューしたコン・リーは、ベネチア映画祭最優秀主演女優賞、ニューヨーク批評家協会最優秀助演女優賞、モントリオール世界映画祭最優秀主演女優賞などを受賞、女優として世界的な評価を得て、マイケル・マン監督の『マイアミ・バイス』に出演しています。
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