ラディック・ドラム・セット ⇒ DWドラム・セット
意外や意外!という感じですが、ドン・ヘンリーは、レッド・ツェッペリンのドラマーだったジョン・ボーナムの大ファンで、初期のイーグルスでもジョン・ボーナム同じラディック社のドラムで、ドラムセッティングもマネをしていました。ドラムのテクニック、センスに関しては、残念ながらプロの中では最低のレベルで、しかも、ヘタなチューニングを隠す為に、ドラムをミュートした状態でレコーディングしていました。皮肉な事に、このミュートをかけたドラムサウンドが一時流行しましたが、今では、ドラムをミュートするのはヘタなドラマーだけ!というのが常識になり、誰もしなくなりました。ドラムサウンドに関しても、単にジョン・ボーナムに憧れてマネをしただけで特にこだわりはなさそうです。近年のライブでは、今世界で最も人気のあるDW社のドラムセットに変えてプレイしていますが、ツアーミュージシャンにドラムをまかせる事も多く、本人もあまり叩きたくはないようです。
1980年代に世界中でムーブメントを起こしたガンズン・ローゼズのヴォーカリスト、アクセル・ローズが、ドン・ヘンリーのアルバムにゲスト参加していますが、レッド・ツェッペリンのような強烈なリフの曲で、ドン・ヘンリーのハードロック・コンプレックスを表現したような曲になっています。また、TVショーで、ガンズン・ローゼズとドン・ヘンリーが共演した事もありますが、こちらは、ドン・ヘンリーのドラマーとしての腕が買われたわけではなく、ガンズン・ローゼズのドラマーのスティーブン・アドラーが怪我の為に代理でドラマーをしただけでした。大した演奏ではありませんが、この映像は、ガンズン・ローゼズのコレクタービデオ『ライブ・レアリティーズ』にも収録されています。
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