レッド・ツェッペリン解散後、初のソロアルバム
1982年リリースのレッドツェッペリン 解散後初のロバート・プラント のソロアルバム。ゲストにフィル・コリンズ、コージー・パウエルなどが参加、ロバート・プラント自らプロデュースを担当した意欲作。レッド・ツェッペリンのファンの期待を裏切らない、レッド・ツェッペリン風のサウンドでファンを安心させた一枚です。80年代のアルバムという事もあり、80年代に流行したサウンドを意識した音質で、レッド・ツェッペリンのようなエッジの効いたサウンドではありませんが、ロバート・プラントのヴォーカルの個性をを前面に出して、なおかつレッド・ツェッペリンのような不思議なフレーズと、印象的なギターのリフを中心に構成されています。レコーディングのメンバーは、ロバート・プラント(Vo)・ロビーブラント(G:シルヴァーヘッド)・ポールマルチネス(B:ペイス・アシュトン&ロード)、フィルコリンズ(Dr)・コージーパウエル (Dr)。
ツェッペリンだよ・・・
ジョン・ボーナム の死亡のニュースの後、レッド・ツェッペリンに新ドラマーとしての参加が噂されたコージー・パウエル が参加していますが、このアルバムのレコーディングの後のインタビューで、アルバムの内容について聴かれた際に、こんな風に答えていました。こんな風に言われると、ロバート・プラントとしても気分が良くないかもしれませんが、『どんな感じ?』と聞かれれば、ロバート・プラントのヴォーカルを中心にレッド・ツェッペリン風のアレンジで、80年代風のサウンドに仕上げたという内容のアルバムなので、まぁ、こういう発言も仕方ないでしょう。さすがに、ジミー・ペイジ のようなギター、ボンゾ のようなドラムを期待してしまうと、物足りなさはありますが、レッド・ツェッペリンのファンを期待を裏切らない秀作に仕上がっています。
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