ジミー・ペイジとデヴィッド・カヴァーデールのスーパーバンド!
元ディープ・パープル、ホワイトスネイクのヴォーカリスト、デヴィッド・カヴァーデイルとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジの2人が組んだユニットバンド。
ホワイトスネークのアルバム『サーペンス・アルバス』がレッド・ツェッペリンのサウンドに酷似していた為、ジミー・ペイジがデヴィッド・カヴァーデールを訴えるのでは?という噂もありましたが、何と二人で傑作アルバムを作ってしまいました。このアルバムの製作前に、ジミー・ペイジはロバート・プラントにユニットの結成を持ちかけたものの、ソロアーティストとして成功し、自分のバンドに満足していたロバート・プラントは消極的で、結局、デヴィッド・カヴァーデールとバンドを結成したようです。アルバムのセールスも好調で、来日コンサートも大成功、レッド・ツェッペリンの『ブラック・ドッグ』なども演奏し、レッド・ツェッペリンのファンを大いに喜ばせてくれました。
ディープ・パープル時代に、リッチー・ブラックモアとの不仲が原因で、スーパーギタリストに対してアレルギー反応とも言える嫌悪感を示し、「俺のバンドにスーパーギタリストはいらない!」と公言していたデヴィッド・カヴァーデールですが、ジミー・ペイジに対する敬愛は特別だったようです。当時のデヴィッド・カヴァーデールのインタビューによると、「こんな素晴らしいアーティストを袖にするなんて信じられないよ!」と語り、ロバート・プラントを非難していました。。残念ながらジミー・ペイジとロバート・プラントのユニット、ペイジ・プラントの結成により消滅してしまいました。デヴィッド・カヴァーデールは、かなり落ち込んでいたようです。
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