偶蹄目ウシ科アンテロープ亜科 体長75〜90cm、体重8〜18g、角長6〜15pの小型のレイヨウ。 エチオピアから愛美アフリカにかけて分布するが、岩場にしか住まないので、分布は点々としている。 体形は小型レイヨウ類中では比較的ずんぐりとした感じで、顔は短く、足は比較的太い。 角は根元も左右離れ、ほぼ直立するが、わずかに前にカーブする、顔に続いて見える眼下腺は黒く大きくて目立つ。 蹄は縦長で、その前方一部しか地面に接しないで、バレリーナーが爪先立ちをしているように見え、岩場での滑り止めになっている。 全体の体色は灰褐色だが、胡麻塩状態。 目の周り、頬、口の周り、腹、四肢上部の内側は白っぽい。 岩山、岩丘、崖などにペアーで棲み、3000mを越える高山に及ぶが、いづれもそばに藪があることが条件。 日中も採食するが、大抵の場合、岩の頂上で縄張りへの侵入者、天敵に対し見張っていることが多い。 天敵はヒョウ、ワシなどで、幼獣はヒヒなどにも捕食される。 食べ物は草が半分で、その他は木の葉、花、果実などで、木の芽などを食べるときは後肢で立ち上がることもある。 |
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クリップスプリンガー1 小型のレイヨウ類で、岩場にしか住まない。 角はオスだけで、根元近くに環節がある。 過眼腺は黒くて大きく目立つ。 全体の体色は灰褐色だが、胡麻塩状に見える。 |
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