頑固なタフガイなら、この人
1941年生まれ、アメリカ、ネブラスカ州出身。アメリカン・ニューシネマの名作『ドッグ・ソルジャー』に主演し注目され、ウォルター・ヒル監督の『48時間』の主演で有名になります。無骨で頑固なタフガイを演じさせると抜群の存在感のある俳優でしたが、歳を重ねるごとに深みのある役柄をこなすようになり、テレンス・マリック監督の『シン・レッド・ライン』でも重要な役に抜擢されています。
アメリカンフットボールの選手として奨学金を得てアリゾナ州立大学に進学するなど、元々はスポーツマンタイプだったようです。結局、大学は中退して役者の道を選びますが、フットボール選手としての経験を生かし、『ノース・ダラス40』では主演を努め、『48時間』で有名になってからは、頑固で短気な白人タフガイのイメージが定着しました。最近では、体育会系というよりは、毒のある中高年の役を中心に演じていますが、アル・パチーノやロバート・デ・ニーロなどと同様に、出演する作品では圧倒的な存在感を示しています。
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