頭上から尾まで体の上面が灰黒褐色で、細い軸斑とそれを交差する黒い横斑がある。 顔から胸は白地に灰褐色の縦斑が密にあり、遠目には淡褐色に見える。 腹部から下尾筒まで白く、腹部の白色が翼の付け根の前で上に食い込み、よく目立つ。 白っぽい眉斑と褐色の過眼腺があり、足は黄褐色。 翼を震わせるような飛び方で、飛翔時には翼に明瞭な白帯が出る。 歩くときには尾を上下に振りながら歩く。 チーリーリーという細い声で鳴く。 ユーラシア大陸北部で夏を過ごし、アフリカ、インドネシア、オーストラリアなどで越冬する。 日本では全国的に見られ、九州以北の河原や湖沼などの草地で繁殖している。 茨城県でも普通に見られる。 普通は1羽でいることが多いが、繁殖期が終わった8月ごろには数羽の家族群で見られる。 営巣は川の岸辺や中州で行われ、昆虫やカゲロウ、小魚など小動物を食べる。 日本では淡水域でよく見られ、「イソイギ」という名前の割には海岸線で見ることは少ない。映画「イソシギ」のシギは日本にはいない別の種類のシギと思われる。 |
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イソシギ | |||||||
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イソシギ 体の上面は灰褐色で、下面は白い。 腹の白色が肩先に食い込んでいるように見える。 歩くとき腰を上下に振って、チーリーリーと鳴く。 全国的にほぼ一年中干潟や湖沼、河川などで見られる。 |
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新編子ども鳥図鑑 | |||||||
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