ハト大のハヤブサの仲間で、尾が最も長く見え、翼の先があまり尖っていない。 オスは頭上から顔、尾羽が青灰色、背と雨覆は茶褐色で黒い斑点がある。風切は黒く、尾は先端が黒い。 下面は淡黄褐色で胸から腹には黒い縦斑がある。 メスは上面が茶褐色で黒い斑点があり、尾には数本の黒帯がある。 下面は淡黄褐色で黒い縦斑がある。翼の下面は雌雄とも白地に黒斑があるが、メスの方が斑が少なく白く見える。 キッキッキッと鳴く。 ヨーロッパ、アフリカからアジアに広く分布する。 開けた土地を好み、河原、原野から山岳地にかけて見られる。日本では全国各地で生息し、冬には草地、川口、川岸、農耕地などで見られる。 ひらひらした羽ばたきと短い滑翔を交互にして直線的に飛ぶ。頻繁にホバリングをするのも特徴。 小鳥やネズミ、昆虫など小動物を捕らえている。 川沿いや海岸、山地の崖などに巣をつくる。 最近ではビルや橋の下など人工加工物を利用して巣をつくるようになり、都市部にも進出している。 一方、自然破壊による繁殖地の減少や農薬汚染による昆虫の減少などにより数が減少している。 |
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チョウゲンボウ | |||||||
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チョウゲンボウ ハヤブサの仲間で飛翔中最も尾が長く見える。 オスは顔の部分と尾羽が青灰色で、背と雨覆が赤みがかった褐色で、黒い斑点がある。 メスは背面が褐色で黒い斑があり、尾に数本の黒帯がある。 小鳥類や小動物、昆虫などを食べる。 |
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新編子ども鳥図鑑 | |||||||
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