キジ科の鳥で、ハトを丸くしたような体つきで尾が短く、足は太い。 頭上から体上面は褐色で大きな黒い横斑がある。 背から雨覆には斑点が線状に並んでいる。 尾は赤褐色で飛んだ時には目立つ。 眉斑と胸の間の中央は青灰色で、のどから頸側、下胸は赤茶色、腹は黄味が強く、胸側から脇には黒い三日月斑が並ぶ。 オス成鳥には足指の後ろに突き出た爪(けづめ)がある。 中国南部、台湾原産の鳥で、江戸時代に飼鳥として輸入されたという外来種。1920年頃に狩猟鳥として移入された。 本州以南の積雪の無い、温暖な地方の平地や低山地の草原や農耕地、雑木林に留鳥として分布する。 地上性で数羽の群れでガサガサ音をたてながら餌をとる。 夏から秋にかけて数羽のヒナを連れて道を横切る姿を見ることが出来る。 また、足元から急に飛び立ったりして驚かせる。 冬は20羽ほどの群れで生活する。 植物の種子や果実、昆虫などを餌にしている。 繁殖時にはチョットコイ、チョットコイと大きな声で鳴くが、その割には姿を見せることは少ない。 県内では平野から八溝山の頂上まで全域で広く生息している。 中居の我が家では藪が多く、林縁ではチョットコイの声を聞くが、出会ったのは数回にとどまる・・・ |
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コジュケイ | |||||
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コジュケイ 中国原産のキジ科の鳥で、狩猟鳥として導入された。 頭から体上面は褐色で黒い横斑がある。 尾羽短く、赤褐色で少し濃い色の横斑がある。 雌雄同色だが、オス成鳥にはけづめがある。 |
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新編子ども鳥図鑑 | |||||
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