体はぶどう色を帯びた灰褐色で、雨覆は黒くて、赤褐色と灰色のうろこ状の斑がある。 頸には青と黒のうろこ状の斑がある。 これがメスのキジの背の色に似ていることからキジバトと名が付いた。目の周りが赤い。 上尾筒と中央尾羽は灰色で、外側尾羽は灰黒色で先は白い。デデッポーと繰り返しなく。 全国的に留鳥として分布し、平地から山林の林にすみ、市街地の庭や公園にもいる。 地上を歩いて植物質の餌をとるが、樹上で木の実を食べることもある。 畑の作物に害を与えることもあり農民には嫌われていて、狩猟鳥としてもハンターに狙われる。 繁殖期には翼を激しく羽ばたいて上昇し、両翼を水平に保ち滑翔して下りるディスプレイフラットを行う。 キジバトはドバトと違い、単独またはペアで行動し、カップルになってしまえば、その状態は長く続く。 繁殖期はつがいで生活し、木の枝の上に枯れ枝を積み重ねて、浅い皿型の巣をつくる。 人家の庭や街路樹などにも営巣する。県内では平地から八溝山山頂まで普通に見られ、ヤマバトとも呼ばれている。 人なれしていないため、人や他の動物に対しては警戒心が強い。 |
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キジバト | |||||||||
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キジバト 体はブドウ色がかった灰褐色。 雨覆は黒くて赤褐色と灰色の羽縁がある。 これがメスのキジの色合いとよく似ているので、キジバトと呼ばれている。 デェデェポーとのどかな声で鳴く・・・ |
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新編子ども鳥図鑑 | |||||||||
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