本来、ドバトという種は存在しない。 ユーラシア大陸に分布するカワラバトから家禽として作られたもので、それが市街地で再野生化したものがドバトである。 人を恐れず市街地の環境にすっかり定着しているが、海外から持ち込まれた移入種である。 日本では九州から北海道まで見られ、商業地の都市部から農地、住宅地といたるところで見られる。 神社や寺院のお堂や塔などに住んでいることから「堂バト」からドバトとなったといわれている。 また、ドバトは「イエバト」とも呼ばれ、伝書鳩やレース鳩として使われていたため、人慣れしています。 近づいても離れず、餌をあげようものなら、近づいて食べます。羽色や色彩はさまざまで、翼に二本の黒い線があるものや全体が黒色や白色、赤褐色などがある。 クック―、ポッポーなどと鳴く。 繁殖は一夫一妻でピジョンミルクによって、餌が十分にあれば、一年を通して繁殖できる。抱卵は雌雄交代で行う。 半月ほどで孵化し、ハト全般で見られるピジョンミルクを与える。ピジョンミルクは親鳥が食べたものを分解消化し、それを吐き戻して給餌する。 餌は穀物を中心としてさまざまのものを食べる。 |
|||||||
ドバト | |||||||
|
|||||||
ドバト ドバトという種類のハトはいない。 西洋から移入された伝書鳩などが野生化したものそう呼ぶ。 お寺や神社の屋根の上にいるのがそれで、 ここから堂鳩(ドウバト)となったといわれている。 |
|||||||
新編子ども鳥図鑑 | |||||||
ご意見ご感想はこちらまで |