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雌雄ほぼ同色でスズメくらいの大きさ、尾が長いスマートな鳥。頭上、頬、背、肩羽は青白色で、眉班は白い。
翼は黒褐色で三列風切の外縁は白く、尾も黒い。
胸、腰は黄色で美しく、外側尾羽は白い。
夏羽はオスでは黄色が強くなり、喉が黒くなり、白い顎線が目立つ。
メスは喉の色が白から黒いものまである。
冬羽では雌雄共に喉は白く、足は黄褐色。
飛ぶと翼に細い白帯が出る。
チチン、チチンと飛びながら金属的な声で鳴き、電線や石の上で強くさえずる。
アフリカの一部、ユーラシア大陸の温帯より北部などで夏を過ごし、熱帯アジアに冬渡る。
日本では九州以北の山地から海岸近くの平野部まで見られる。
川、池、湖沼などの水辺にすみ、尾を激しく上下に振る。
特に渓流沿いで生活するものが多く、小さな流れでもよく見る。北のものや高地のものは暖地に移動する。
波上に飛翔する。
石の上や水辺を歩きながらカゲロウや水生昆虫など捕食する。橋の下、建物のすき間などに営巣する。
群れを作らずいつも1〜2羽か家族でいる。
セキレイの仲間で胸から腹にかけて黄色いのでキセキレイの名が付いた。
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