スズメとハトの中間くらいの大きさで雌雄同色。 ぼさぼさの頭は青灰色で、目の下後ろは褐色。 背から腰、翼、尾にかけて暗褐色。 腹部に黒い縦斑と下尾筒に白く縁どられた淡黒色の羽が目立つ。クチバシは黒く尖っている。 日本全国と朝鮮半島南部、台湾、フイリピンの一部に分布する、極東地域特産の鳥。 日本では昔、冬鳥であったが、1960年代後半より渡りをやめ、繁殖するようになった。 現在では一年中、全国の平地や山地に広く見られる留鳥。 北部のものは秋には暖地に移動する。 多い時には数百羽の群れになることもある。 低地から山地の林にすみ、庭や公園でもよく見かける。 深い波を描いて飛び、枝に体を立ててとまる。 ピーヨピーヨと鳴き、飛びながらピーツピーツと鳴く。 昆虫、クモ、果実を好んで食べるが、さくら、ウメ、椿の花の蜜なども好む。 4月下旬から8月にかけて低い木の枝などに枯草や枯れ枝で椀型の巣をつくり、3〜5個の卵を産む。 以前、友人の家の庭でヒヨドリが巣をつくり、抱卵していた。 窓からそれを毎日観察していたが、ある日突然、巣がなくなってしまった。 「立つ鳥跡を濁さず」のことわざの通り、周囲はとてもきれいであったとか・・・ |
|||||||||||
ツバメ | |||||||||||
|
|||||||||||
ヒヨドリ 雌雄同色で、スズメとハトの中間ぐらいの鳥で、長めの尾を持つ。 ぼさぼさの頭で、青灰色をしていて、頬に褐色部がある。 背から翼、尾にかけて暗褐色腹部には黒い縦斑がある。 波状に飛び、ピヨー、ピョーと鳴く。 |
|||||||||||
新編子ども鳥図鑑 | |||||||||||
ご意見ご感想はこちらまで |