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雌雄同色で、頭から体の上面、尾まで青灰色。
白くて細い眉斑と黒い過眼線がある。
下面は白くて、脇と下尾筒は茶褐色。
先の尖った丈夫なクチバシと短い尾が特徴。
地鳴きはツィツィなどと鳴き、フィフィフィフィという高い声でさえずる。
ユーラシア大陸に広く分布する。
日本では九州以北の山地の林に留鳥として一年中みられる。
本州中部では標高1,000mくらいの山地の落葉広葉樹林に多いが、北海道では低地にもいる。
木の幹に縦にとまったり、逆さになったり、太い横枝などの下側を歩いたりする。
樹皮の割れ目やコケの間にいる小昆虫やクモなどを引き出して捕食する。
また、堅い種子や堅果を樹皮の隙間に挟んでクチバシで割って食べる。
キツツキなどがあけた穴を利用して巣を作り繁殖する。
この時入口の穴が大きすぎると、土を塗り付け小さくする。
茨城県では県北の山地から筑波山系頂上付近のブナ林に多く見られる。
シジュウカラより少し大きいことからこの名がついた。
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