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体はカケスより小さく、ほっそりしていて尾が長い。
頭上は黒く、頬からノドは白く、頸(くび)側、背、胸、腹は褐色味のある灰色。
翼は青色で初列風切先端の外が白く、尾も青くて中央尾羽の先は白い。
幼鳥では頭上が白と黒のごま塩で、全部の尾の先が白い。
グェ―イグェ―イなどと鳴く。
アジア東部とイベリア半島に分布している。
日本では中部地方の福井から岐阜・愛知を結ぶ線以北に留鳥として分布する。
関東地方に広く分布していたが、最近では東北地方まで広がっている。
低山から山地の村落付近の雑木林や松林に住み、市街地の公園や庭にも群れで飛来する。
県内では山地を除くほぼ全域で年中見られる。
営巣地と秋冬の生活場所が異なることがある。
樹上で昆虫や木の実をたべるが、地上でも餌を探すことがある。秋にはカキの木などに20〜30羽の群れでやって来る。
浅い波状でゆっくりと飛ぶ。
5月〜7月にかけて庭木や松林などに営巣する。
いくつかのつがいが近くに集まって繁殖する習性がある。
巣の近くに外敵が来ると、ほかの巣の親鳥も集まり、うるさく鳴いて威嚇する。
また、一つの巣に親鳥以外の鳥が来て、ヒナを育てる手伝いをすることもある。 |