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カラスの仲間でハシボソガラスより小さい。
体色はぶどう褐色で、頭上は白地に黒の縦斑(たてふ)がある。
目の周囲と顎(がく)線(せん)が黒く、喉、腰、下肢は白い。
翼は黒くて、初列風(かざ)切(きり)外弁、次列風切基部の一部が白く、大雨覆(あまおい)と中雨覆は青と黒と白の細かい斑がある。
北海道で繁殖するミヤマカケスは頭上と顔が黄褐色で、目はぶどう色をしている。
ジューイという声のほか大きな奇声を出す。
また、ほかの鳥の声や物まねの声を出す。
食性は雑食で堅果、木の実、小動物、昆虫などを食べる。
特にドングリを好んで食べます。また、どんぐりの実などを隠しておく貯食の習性がある。
ユーラシア大陸の一部と東南アジアに分布している。
日本では九州以北の低山の林で繁殖している。
秋冬には暖地へ移動するものもあり、10月ごろ低地の上を移動する姿が見られる。
県内では山地から平野部の林に広く生息するが、夏は山地に多く、冬は平地に降りてくるものが多い。
地域によっては平野部の雑木林や松林でも繁殖をしている。
卵の数は4〜8個で、約16〜17日でふ化する。
ヒナはその後、17〜20日ほどで巣立っていきます。
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